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遊びの日常。日記<週記

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寺田寅彦に関する、素朴な疑問

2013.06.30

category : BOOKS

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青空文庫でも読める、寺田寅彦の書いた「夏目漱石先生の追憶
もう何度も何度も読みましたが、一つ疑問が生まれて気になっています。

最後の方にこういう個所があります。

しかし自分の中にいる極端なエゴイストに言わせれば、
自分にとっては先生が俳句がうまかろうが、まずかろうが、
英文学に通じていようがいまいが、そんな事はどうでもよかった。
いわんや先生が大文豪になろうがなるまいが、
そんなことは問題にも何もならなかった。
むしろ先生がいつまでも名もないただの学校の先生であってくれたほうが
よかったではないかというような気がするくらいである。
先生が大家にならなかったら少なくももっと長生きをされたであろうという気がするのである。




寺田さんは、夏目先生に偉大な小説家だとか、
優秀な英文学者だとか、そんな勿体ぶった肩書はなくても、
夏目先生のことを大好きだった。
俳句がうまくてもへたでも、先生が普通の先生であってくれたら、
その方がストレスもなく長生きしてくれて、よかったのではないか、
そう言いたいのは分かります。

でもそもそも夏目先生と寺田さんの出会いと言うのは、
寺田さんの級友の落第阻止のために、夏目先生のお宅を訪れたついでに
「俳句って何?」と先生に訊ねたところからなわけだから、
先生の俳句がまずかったら、そういう話にならないし、
三日にあげず先生の家に通うようにはならなかったのでは・・・?

それとも、級友の落第阻止詣でがなく、俳句の件の会話がなかったとしても、
やはり寺田さんは夏目先生の門下最古参だったり、
菅虎雄さんや中村是公さんと同じカテゴリで括られるような、
門下で一番愛された人になってたのかなぁ・・・。
とはいえ、仮にどんな経緯を辿っても、
必ずこの人とは仲良くなったんだろうなと思える人が
人生で2~3人程度はいるとは思いますので、
夏目先生と寺田さんがそういう関係だと言うのなら、
疑問だと感じたところで意味はないですね、その通りです。

という、独り言以外の何物でもないような
極めて素朴な疑問でした。

最近、「三四郎」を再読しています。



三四郎 (岩波文庫)三四郎 (岩波文庫)
(1990/04/16)
夏目 漱石

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前読んだときも好きでしたが、
寺田さんを好きになった今、野々宮宗八さんがさらに好きです。
浮世離れした、不思議な科学者、いいですねぇ。
そして門下の皆さんのことを色々思い浮かべながら読むと、
佐々木与次郎は絶対に鈴木三重吉だと思ったら、
wikiによるとやはりその通りみたいです。

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寺田寅彦 その2

2013.06.11

category : BOOKS

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以前このエントリで寺田寅彦氏のエッセイを読んでいると書きましたが、
その後寺田寅彦熱が急上昇中で手が付けられない状態になっています。
前のエントリの時に読んでいたのは、


地震雑感/津浪と人間 - 寺田寅彦随筆選集 (中公文庫)地震雑感/津浪と人間 - 寺田寅彦随筆選集 (中公文庫)
(2011/07/23)
寺田 寅彦

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柿の種 (岩波文庫)柿の種 (岩波文庫)
(1996/04/16)
寺田 寅彦

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でして、色々他にも読んでみたいな~程度でありました。
そのときに頭の中にあった「寺田寅彦の書いた物色々」はこれ


寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)
(1963/01)
寺田 寅彦

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とか、これが全部で5冊揃ったこれ


寺田寅彦随筆集 セット (岩波文庫)寺田寅彦随筆集 セット (岩波文庫)
(2010/08)
寺田 寅彦

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だったんです。
まさか決して、図書館にずらーっと並んでいる、ハードカバーの寺田寅彦全集とか
揃えようなんてそこまでは考えていなかったんです、本当です。


寺田寅彦全集〈第1巻〉随筆1 創作・回想記寺田寅彦全集〈第1巻〉随筆1 創作・回想記
(1996/12)
寺田 寅彦

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こういうの×17冊(第1期)とかね。
まだ第2期ってのが13巻あるらしいんだけどね。
こういうのは全然買うつもりなかったんですよ。

ところがヤフオクでうっかり第1期17冊を10,000円以下という破格の安さで発見してしまいましてね。
終了が明日(6月12日)までだったので、
面倒だけどプレミアムに入って落札しちゃいました。

2週間に1度図書館で借りて来ては、返却に間に合わないと慌てて読んで、
再読したいのに返却して、とずいぶん悲しい思いをしましたが、
これで好きなときに好きなペースで読めるようになります。
とても、幸せ。
むしろこのタイミングで出品されてて、オークションなんかめったに見ないのに
偶然発見とか、これ運命としか言いようがないよ。

寺田さんの書く文章は、ワタシが書きたいなと思っている文章にとても近くて、
読んでいて心癒される感じがします。
物事を見る目が、ほんの些細なことに対してでもとても優しいんですよね。
寺田さんが熊本の五高時代、夏目先生のお宅に
「恋人に会いに行くような気持ちで」遊びに行っていたそうですが、
ワタシは寺田さんの書いたものを、
「最愛の恋人からもらった手紙を読むような気持ち」で読んでいます。
余りに寺田さんの書く文章が好き過ぎて、
1日の起きてる時間の内、5割くらい寺田さんのことを考えています。
残り4割が夏目先生で、それ以外は残り1割くらい。
もうここまで来ると恋だよね~。
いや、これが恋だって言うならそれでいいよ。
寺田さん好きだもん、愛してるもん。

以前は武将に萌える女子たち見て、何だかなぁ、別にいいけど、
なぜ?と思っていたのですが、
今は彼女らの気持ちが心の底から理解できます。
夏目先生も寺田さんも武将でも何でもないけど、本当によく分かる。
明治~昭和初期に生まれたかった。
夏目先生や寺田さんと同じ時間を過ごせたら、
別に戦争で死んでもよかったよ、ワタシ。
むしろ胃潰瘍で死ねる時代に行きたいよ。

とにかく数日で全集第1期の17冊が届くと思いますので、
そうしたらどっぷり寺田寅彦に浸ろうと思います。

あとは持ち歩きが楽なようにkindleを手に入れて、
kindleストアで無料で移動中に読めるようにしたいですね。


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(2012/11/19)
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余計な機能は一切必要ありません。
夏目先生と寺田さんの書いた物さえ読めればそれでいいです。
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KAORIE

Author:KAORIE
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