Stoned Brain Returns

遊びの日常。日記<週記

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寺田寅彦

2013.03.30

category : BOOKS

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夏目先生にすっかり心酔してしまっているワタシですが、
その夏目先生の一番古い門下、寺田寅彦さんの随筆集を読んでいます。
寺田さんは夏目先生が熊本の第五高等学校で英語を教えていた頃の生徒でした。
寺田さん自身の、夏目先生の思い出話によると、
同級生が試験をしくじったため、寺田さんが夏目先生に点を貰いに行ってやった際に
俳人として名を挙げていた夏目先生に、俳句の話を聞いたことから、
すっかり夏目先生のファンになってしまい、恋人にでも会いに行くような心持で
夏目先生の家を訪れていたとか。
物理学者でありながら、俳句に親しみ、随筆も数多く手がけています。
物理学者が書く随筆など、どんな難しい、ワケの分からない物かと想像しますが、
すっきりとした分かり易い文章で、それでいて味わい深い、
とても素敵な文章を書く人です。
理数系で文才もあるとか、理数系全くダメで物書きになりたいくせに
大した文才もないワタシとしてはどれだけ妬んでも足りないわけですがw
すっかり寺田さんの書いた作物にも心奪われてしまいました。
夏目先生の書いた作物は芸術作品と心得て読み、
寺田さんのは、親しい友人からの手紙や、身近な人の書いた日記のような、
親しみを感じながら読む、これです。

とはいえ、学校で有名になるほどの秀才、
夏目先生に愛された門下、
アインシュタインが来日した際にホストを務めた物理学者です。
その目の付け所や先見性、理路整然とした文章、
頭のいい人はやっぱりどこか違うんだなと思わせます。

地震雑感/津浪と人間 - 寺田寅彦随筆選集 (中公文庫)地震雑感/津浪と人間 - 寺田寅彦随筆選集 (中公文庫)
(2011/07/23)
寺田 寅彦

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寺田さんは地震研究もしていまして、関東大震災を経験した前後に書かれた随筆集です。
もちろんこの随筆集が書かれた後に、日本の地震研究というのは
大変な進歩を遂げているのだとは思います。
なので、少々古さを感じるところもあることはあるのですが、
東日本大震災を経験した現在日本に住む人間が読んでも、
「これはいつ書かれたものなのか?!」と思うほど、
明治大正昭和初期と、今の日本が変わっていないことが分かります。
今の日本人が考えることと、ほぼ変わらないことを、
寺田さんも考えていた。
そして寺田さんの素敵なところは、大地震に共通する自然界の異変をバカにしない所。
江戸や明治の大地震のときの情報まで持ち出してきて、
地震の前に発光現象が起きていたということを書いていました。
地震が自然現象ならば、それと同じ自然の雲や空に異変が出るのは
何ら不思議なことはないと思います。
ただ天候気候条件に左右されたり、
いつどこでということがはっきり予知できないのが問題なのです。
余計なパニックを引き起こすだけでは意味がありません。

先ほど「先見性」と書きましたが、実際はそうではなく、
ただ人間は経験を忘れ、ただ同じことを繰り返しているだけなのです。
この随筆集は、日本における義務教育で1年に1度でも必ず音読し、
中学卒業までに暗記できるほど熟読させるべき。
日本人の必読書に指定していいと思います。
江戸や明治の地震の記録も参考にしながら、
専門的になりすぎず、常に大地震と背中合わせの日本人へのアドバイスというか、
心得のようなものです。
ワタシは図書館で借りて読んだのですが、近々きちんと購入しようと思います。

柿の種 (岩波文庫)柿の種 (岩波文庫)
(1996/04/16)
寺田 寅彦

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こちらは寺田さんの日記のような随筆集。
長くても2~3ページという短章ばかりです。
目に入った風景や、心に残ったことを、自由に綴ってある感じです。
「心の忙しなくない、余裕のあるときに読んで欲しい」と寺田さん自ら仰っていますが、
これを読むことで、忙しない心がホッと一息つけるような作品集です。

夏目先生の作品は一通り読んだので、
次は寺田さんの作品を色々読んでみたいと思います。
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BLOODSPORTS/suede

2013.03.27

category : SUEDE

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(2013/03/27)
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2003年にSuedeが解散という形で活動を止めて10年。
2010年に当時は1夜だけと思われた復活ライブ。
それが2011年、2012年の夏に2年連続来日公演、
そしてとうとう2013年に、Suedeのニューアルバムがリリース!!

この下り、最近Suedeのエントリ立てるごとに
毎回! 必ず! 書いてる気がしますw

粉川しのさんのライナーを読んだら、言いたいことがほぼ書いてあるので、
それ以上私が書くこともないような気もしますが、
それでもやはり書かずにはいられないのです。

Suedeが帰って来た!!

思えばSuedeの「最後」のアルバム「A New Morning」は
とてもオーガニックな音で、それまでのグラマラスな音は影を潜めてしまった。
解散直後にバーナード バトラーとブレットが組んだTearsは
確かにとてもよかったけれど、やはり何か物足りなかった。
今だからこそ言うけど、私に必要なのは、やっぱりSuedeなのである。
Tearsもいい、ブレットのソロも素晴らしいし大好き。
Suedeがこの世界に存在しなかった間、それでも何とか音楽を聴き続けたのは、
ブレットが独りでも頑張っててくれたから。
だからSuedeが今後二度とSuedeという形で戻って来なくても、
ブレットについて行こうと思った。
そして復活、このアルバムである。
Suede全盛期の「Dog Man Star」のような重厚な音と、
「Coming Up」のような軽快ながらも妖艶な音、
これぞSuedeの音が全部詰まっている。
特に後半が最高だ。
初めて「Dog Man Star」を聴いたとき、まだ中学生だった私は、
こんなの聴いていいのだろうかと思うほどの衝撃を受けた。
未成年でアルコールを飲んだ時の感覚に似ていた。
「BLOODSPORTS」の7曲目「Sometimes I Feel I'll Float Away」以降、
あのときと同じような感じがする。
Suedeのグラマラスな音に酔い痴れる、そんな感じである。
ブレットがソロの間に身につけた音も、所々に聴こえるようだ。
ブレットがソロをしていたのはSuedeのための武者修行だったのかもしれない。

Suedeは終わったと思った2003年。
でもあれは終わりではなく、ずっとSuedeの歴史は継続していたわけである。
そしてこれからもずっと、続いてくれれば・・・。

あんまりうまく纏まらないけど、そんな感じです。

私の大好きなあの人も、もう聴いたのかな。

東ベルリンから来た女

2013.03.21

category : FILMS

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東ベルリンから来た女を観てきました。
ドイツ映画なんだな。

西ドイツへの移住申請を出したために、東ドイツ政府の監視下に置かれ、
東ベルリンから辺鄙な地の病院へ左遷されてしまった女医バルバラ。
初めは誰とも親しくせず、つんけんした態度だったけれど、
同僚のライザー医師の優しさや、
バルバラを心から信頼する作業所脱走の常習犯ステラとの交流で
少しずつ心を開いていきます。
しかし人目を忍んで逢瀬を重ねる恋人だか夫のいる西ドイツへ、
密かに脱出を計画していたバルバラ。
自殺未遂で緊急手術が必要になった患者、ライザー医師を放ったらかして
彼女は西ドイツへ行けるのか?というお話。

以下、ネタバレもあり。そして私の個人的な意見。

続きはこちら >>

Ringo Starr & His All Starr Band大阪公演!!

2013.03.02

category : THE BEATLES

comment(4) trackback(0)

Ringo Starr & His All Starr Band来日公演、大阪はZepp Nambaに行って参りました。
チケットは取ったものの仕事で、ギリギリまで行けるかどうか分からず、
数か月は胃はキリキリ痛むし、歯軋りしながら生きてたら元々おかしい顎関節がおかしくなるし、
ノイローゼみたいな状態で口を開けば「リンゴ、行けるかなぁ・・・」
何かもうこれ会社からOK出たところで行けるのか?みたいな
状態ではありましたが、まぁOK出れば行きますよ。

だって、リンゴですから!!

ライブに共に行ったのは、
なぜか、「今までビートルズを避けてきた」を公言する、いつもの大阪の飛溺氏。
ビートルズファン歴20年のワタシと、ビートルズを避けて来た飛溺氏が、
なぜか揃ってリンゴのライブ。
しかし色々話していると、
ワタシは本当に最近のことですが、リンゴを心から「好きだ!」と思えるようになるまでは、
まだビートルズファンではない!と思い始めた。
今までによりによって、史上最強のダーリン、ジョージのライブを見逃し、
ジョンはそもそもチャンスがない。
ポールしか観てないビートルズファンとか!!!だったし、
飛溺氏はかつてビートルズだった人のライブを観ておくのに、
ポールだけというのは嫌だ!!!だし、
散々ポールをディスった挙句w、意見が一致。
いや、くれぐれも言いますが、ポールが嫌い!なんじゃないんです。

で、肝心のライブ。
もう感動しすぎて何から書いていいか分からないので、箇条書き。

・本物のリンゴが出て来た
・本物のリンゴが歌ってる
・距離は遠いけど、ちょうどセンターのリンゴが叩くドラムの正面の位置。
・リンゴ若い! 細い! あれのどこが72歳なの!!
・初期のビートルズのカバー曲はやっぱりいい!
・マッチボックス最高
・カール パーキンス好きか?!! いええええくぁwせdrftgyふjkl
・リンゴ!リンゴ!リンゴ!リンゴ!リンゴ!
・本物のリンゴがドラム叩いてる
・ドラム叩くのは前屈みになりがちなのに、ふんぞり返って叩くリンゴ!
・名付けて「どやドラム」(命名:飛溺氏)
・どやドラムだけど、他のメンバーの演奏の時にはきちんと縁の下の力持ちに回れる
・リンゴがカホンを叩く姿に萌えた
・トッド・ラングレンの黄緑のスーツw でもBang the Drum All Dayカッコよかった!
・リンゴのドラムでTOTOの曲とか!
・♪いぇーろさぶまりーん、いぇーろさぶまりーん♪
・With a little help from my friendsの掛け合い!
・はけるときに舞台袖に走っていくリンゴの姿が少年みたいだった!

これくらいかな、まだまだあった気がするけど、
今はこれしか思い出せなません。

特筆すべきは、ワタシがリンゴのソロで最高に好きな曲、
ジョージとリンゴの共作で、ジョージが亡くなった翌年の
「コンサート フォー ジョージ」でもリンゴが歌った「Photograph」
この曲を楽しみにしていたのに、曲が始まった途端、
「コンサート フォー ジョージ」のこととか、ジョージが亡くなった時の事とか、
ジョージのライブに行かないままワタシは死ななくちゃならんのだとか、
ぶわっと色々頭に浮かんできて恥ずかしながら号泣。
ちゃんと聴きたかったのに何にも憶えていないという大失態をやらかしました(恥)
どーしてそーなんだオレ!!!
隣にいた飛溺氏も、隣でワタシがぶっ倒れるのではないかと心配してくれたそうで、
あーもーなんだかなー、本当に色々申し訳ないです。

そんな苦いこともありましたが、小学生の時分から好きだったバンドの
メンバーをはっきり顔も見える場所でライブを観られた。
こんな幸せなことはないです。
リンゴ素晴らしかったし、オールスタアアアアアバンドも天晴!!

最後に歌ったジョンの「Give Peace A Chance」あんまり好きじゃないので、
なんでーと思ったのですが、やっぱり歌っちゃうもんですね。
ただ声高に愛Loveだの平和Peaceだの叫ぶよりも、
リンゴのハッピーなライブ観てたら、あぁ愛と平和に満ちてるわと思います。

ライブ終了後、飲み物を交換に行ったときに、狙ったようにワタシも飛溺氏も
アップルジュースを選ぶと言う徹底ぶり。
心なしか、アップルジュースの減り方が早かった気がします。

その後は飛溺氏に食事に連れて行ってもらって、
コーヒーで夜明かし。
また徹夜で喋って、朝には福岡に帰ってきて、その足で仕事という過酷スケジュール。
今、酷い時差ボケです。
今回はホントにいいことも悪いこともwずいぶん飛溺氏とビートルズについて話しました。
「ビートルズを避けて通ってた」とか冗談きついですw

そういう飛溺氏と一緒にリンゴのライブ観られて本当に楽しかったです。
こういうときねー、ポールとかジョン(愛と平和の方の)が大好きっていう
ビートルズファンだとえーってなっちゃったかもw
いや、ホントに、くれぐれも言いますが、
ジョンとポールが嫌いな訳じゃないんですよ!
ジョンとポールを神格化してる一部のファン、
ビートルズ=ジョン&ポール(プラスアルファで小野洋子)みたいな人たちが嫌いなだけでw

夏目漱石/小宮豊隆著

2013.03.01

category : BOOKS

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夏目漱石 上 (岩波文庫 緑 85-1)夏目漱石 上 (岩波文庫 緑 85-1)
(1986/12/16)
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夏目漱石 中 (岩波文庫 緑 85-2)夏目漱石 中 (岩波文庫 緑 85-2)
(1987/01/16)
小宮 豊隆

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夏目漱石 下 (岩波文庫 緑 85-3)夏目漱石 下 (岩波文庫 緑 85-3)
(1987/02/16)
小宮 豊隆

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夏目漱石先生の門下生、小宮豊隆氏による夏目先生本。
一応全部読みましたが、これは夏目先生の書いた物を読んで、
キヨさんの「漱石の思ひ出」


漱石の思い出 (文春文庫)漱石の思い出 (文春文庫)
(1994/07)
夏目 鏡子、松岡 譲 他

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を読んでいたら、そんなに特別読む必要無いかな、
あんまり新しい情報ないな、という感じ。
小宮さんの夏目先生に対する尊敬は感じます。
ただあまりに先生を美化しすぎて、
時々先生が情緒不安定で家族に手を上げたりするのも、
「キヨの理解が足らない」みたいなことを書いてありました。
それは違うんじゃないかなぁ。

キヨさんは悪妻という説は知られていますが、
キヨさんも少し情緒不安定で、朝起きができないくらいのことで、
夫の洋行中、新しい着物も仕立てられないような貧乏の中、独りで子供育てて、
手を上げる夫に愛想尽かして離婚するでもなく、
「私を嫌いなら離婚もするが、病気なら仕方ない!」と生涯連れ添い、
子供を7人も育てた上に、小遣いせびりに来る門下生の面倒も見てやった人です。
これを悪妻だと言うなら、良妻のハードルはどれだけ高いのかと。

だから小宮さんの書き方に、ちょっとカチンときたところもありました。
それでも色んな文献から夏目先生の言葉や書簡を集め、
よくぞここまでまとめてくれた!と感謝はしております。
面白いのは夏目先生のことよりも、自分のことの方が客観的に見られてること。
盲目的に夏目先生を好きだったんでしょうねぇ。

キヨさんの「漱石の思ひ出」、小宮さんの↑の3冊を読んで、
また夏目先生の書いた作品を読みたくなりました。
なので、夏目先生の日記集も買ったのですが、
「草枕」をとりあえず再読することにします。

満足したら、夏目先生の真の愛弟子、寺田寅彦氏の随筆を読んでみたいです。
夏目先生を好きになったおかげで、読みたい本の冊数が激増しました。
PROFILE

KAORIE

Author:KAORIE
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AGE:70年代最後の年生まれ
LIVING IN:9州のF県
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