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アンダーグラウンド/KBCシネマ

2012.05.04

category : FILMS

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かつて福岡の天神センタービルの地下に
「UXプラザ」というレンタルビデオ屋がありまして、
そこが閉店して、レンタルVHS商品は西新のベストビデオへ移動しました。
そのUXプラザのラインナップと言うのが、当時では、
福岡唯一の単館系映画やインディペンデント系映画を扱っていた店と言っても過言ではない、
今ならTSUTAYAもビックリのラインナップだったのです。
しかし西新に移動して間もなく、世の中はVHSからDVDへと移り変わり、
ベストビデオはGEOに名前を変え、今ではかなり微妙な品揃えです。

私が「アンダーグラウンド」という映画に出会ったのは、
まさにその「UXプラザ」、背表紙のタイトルの「ダ」の字が
何故か左右反転しているのが印象に残っていて、いつか観ようと思っていましたが、
知らぬ間に発売されていたDVDは、知らぬ間に廃盤。
このブログにたびたび登場する友、飛溺氏もこの映画が大好きだと言うし、
何としても観てみたかったけどアマゾンのマーケットプレイスでは数万円、買えねー凹
しかし親切な方が某ニコ動に映像をUPしてくださっていて、
いくつかに区切られながらも何とか観ることができたのでした。

そしてその「アンダーグラウンド」が去年から全国再映行脚中。
廃盤になっていたDVDもデラックス盤になったりしてブルーレイと共に再発されました。

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DVDはともかく、映画館で観られる日が来るなんて夢にも思ってなかったこの映画。
やっぱり念じてみるもんですね。
昨年、スレブレニツァでの虐殺行為に関与して指名手配されていた
ラトコ ムラディッチが逮捕されたことと、タイミング的に関係があったのか、
日本ではそんなこと全く関係ないのか分かりませんが。
日本人にはユーゴスラヴィアという国は理解しがたいんじゃないでしょうか。
その争いの歴史はオスマントルコやハプスブルク家にまで遡り、
解体時には血で血を洗う争いが各地で起きた。

そういう国を祖国に持つエミール クストリッツァ監督が、
それこそユーゴ紛争真っ只中に撮影された「アンダーグラウンド」は、
ユーゴ紛争で家や財産、家族や友達、自分の国を失った人々の
強烈な悲しみや怒りが軽快な音楽と、ドリフターズのコントに通じる単純明快な笑いで、
見事に覆い隠されて、圧倒されるような大きな力を発しています。
ユーゴスラヴィアの歴史を本で読んだり、映像で観たり、
色々関連映画も観ましたが、「アンダーグラウンド」は異質な映画です。
以前観た「ノー マンズ ランド」のシニカルさも大概でしたが、
「アンダーグラウンド」は何も考えずに観たら、音楽と映像のスケールだけでも楽しめそうです。
ユーゴスラヴィアの歴史を知ると、あらゆるキャラクターや動物、
台詞やしぐさが全て何かのメタファーなのではなかろうかと勘ぐってしまいます。
色んな観方、楽しみ方、感じ方のできる、しっちゃかめっちゃかな映画。
あらすじとかそういうの書くの難しいです。

福岡ではDVD発売日と映画公開日が同じだったので、
とりあえず映画館で観た後に、DVDを観ることにして、
映画館から帰宅してすぐ、まずは特典DVDを観ました。
それにクストリッツァ監督のインタビューが収録されていましたが、
これが思った以上の収穫でありました。
監督の「アンダーグラウンド」に欠けた労力とか、映画に対する想い、
メディアやユーゴ紛争、祖国に対する想いも熱く語っています。
旧ユーゴスラヴィア人って、何かと熱い人が多いんですよね。
あのインタビューを観ると、また映画を観たくなって、
DVDでもよかろうに、もう一度映画館まで行きましたw
監督はインタビューで一般受けを狙った商業主義的映画にはうんざりする、
好きな人だけ観てくれればいいようなことを言っていますが、
確かに好き嫌いは分かれるのかな。

2度も映画館で観て、「アンダーグラウンド」が何かに似ているような気がして、
ずっと気になっていたのですが、
あの時間とお金をかけて、広大な敷地を使って作ったセットを含めたビジュアルが、
どことなく宮崎駿のアニメのような感じを受けるんですよね。
あの本物っぽいけど、おとぎ話っぽいアンダーグラウンドの雰囲気とか、
キャストが着ている衣装とか。
ツタが絡まった戦車とか、ボロボロに崩れた地下室とか
「風の谷のナウシカ」を思い出しました。

とりあえず言いたかったことと、感じたことだけ書いたので、
話が分かりにくくてスミマセン。
なんか感想言いたい書きたい、でも表現しにくい映画です、困ったもんだ。

あぁ、あと。
主人公マルコの弟、イヴァン役のスラヴコ スティマツがとても素敵なのです。
マルコ役のミキ マノイロヴィッチも、クロ役のラザル リストフスキーもいいのですが。
本当にバルカン半島って美男子多いです、絶対世界一美男が多い地域だと思う!
ラザル リストフスキーは髪ボサボサで変な感じですが、
ユーゴ紛争時代にヘッドセットつけてる姿がやたら様になってる。

因みに「クロ」はペタル ポパラのニックネームで、
「オセロの中島知子(黒)」みたいなもんですね。
実際映画の中で「クロ」は「ツルニ」と呼ばれてます、セルビア語で「黒」の意。
奥さんのヴェラも「ツルニ!」って呼んでるし。

「カラシニコフ」と「メセチーナ」が頭から離れなくなってしまいました。
GW中にDVDでも観ようと思います。
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