Stoned Brain Returns

遊びの日常。日記<週記

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Ett År Utan Sommar(ボーナストラック1日限定)

2012.03.31

category : KENT

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Kentが無料でボーナストラックを公開しています。
3月31日の夜21:00か22:00くらいまでだと思われます。

私はFirefoxでDLできなかったので各ブラウザと格闘の末、
google chromeでようやくDLできました。
この曲は絶対入手しとくべき!!
3分程度の短い曲だけど、Kaorie的には
「MAX500」のカップリング「M」と「Välgärningar och illdåd」
「Palace & Main」のカップリング「Alla Mot Alla」と並ぶ名曲です。
つまりKentの楽曲の中でもTOP10に入るレベル(あくまでもKaorie基準です)

私の愛するKentが帰って来てくれました(号泣)
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Jag är inte rädd för mörkretトラックリスト

2012.03.29

category : KENT

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Kentの新譜、「Jag är inte rädd för mörkret」の
トラックリストが本日公式で発表になりました!

1. 999
2. Petroleum
3. Isis & Bast
4. Jag ser dig
5. Tänd på
6. Beredd på allt
7. Ruta 1
8. Färger på natten
9. Låt dom komma
10. Hänsyn

以前、DLのみでリリースされたけれど、
日本ではDLできなかった「2000」が入るかと思ったけど、入らなかったね。

さきほどTwitterでも呟きましたが、
昨日の「ニオ×3」が、「トラ」とか「Du & jag döden」の頃の音に近いと書きました。
何気なく調べてみると今回のアルバム、
「Du & jag döden」とか、その前後のシングルやEPをプロデュースした
Stefan Bomanに戻っています。
「TTS」と「赤」はJoshuaと言う人で、「太陽」はJoshuaが数曲関わっていますがStefan Boman。
「döden」前後のKentと言えば、出すシングルのカップリングが、
どれも神懸かり的に良かった頃。
これは期待できるかも知れないな~~~♪

Kentはタイトルに数字が入ってる曲は大抵名曲の法則があります。

400 slag
10 minuter (för mig själv)
18.29-4
2000
747
Längtan skala 3:1
Mannen i den vita hatten (16 år senare)
Max 500
Revolt III
VinterNoll2

どうよ、文句ないっしょ?!w
「ニオ×3」も名曲の仲間入り確定です!!

Nya singeln"999"/Kent

2012.03.28

category : KENT

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日本で999と言えば銀河鉄道999でしょうが、
これはスウェーデンの「999」(ニオニオニオ)です。
上の動画は今朝公開された、「ニオ×3」のライブセッションです。
1曲だけでは判断しかねますが、音が「トラ」と

Vapen & AmmunitionVapen & Ammunition
(2003/03/17)
Kent

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「Du & jag döden」

Duu & Jag DodenDuu & Jag Doden
(2005/03/15)
Kent

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くらいの音に近いような。
「トラ」「Du & jag döden」はアルバム全体的にダークな雰囲気だったけど、
この曲、何となく明るい感じです。
最後の方の♪ニオニオ♪言ってるのがとても可愛いです。

サミの髪の色が黒っぽくなっているのは光の当たり方なのか、
黒く染めたのか分かりませんが、メンバー変わったのかと驚きました。
いや、髪の色より、ちょっとばっかしお太りになった感が無きにしも非ず。
いつものKentならそんなことはあんまり関係ないんですけどね。

アルバム楽しみになって参りました!

KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません

2012.03.26

category : MUSIC

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KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません[DVD初回限定盤]KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません[DVD初回限定盤]
(2012/03/21)
関ジャニ∞

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基本的に自分が行っていないライブの音源とか映像に興味ありません。
簡単にライブに行けないKentはその限りではありませんが。

なので、このDVDもどうしようか迷いに迷った結果購入。
一言で感想を言うなら、これこそエンターテインメント。
やっぱり1度は行ってライブで観たいなーと思いました。
バンド形式で演奏してる曲も結構多くて驚きました。
あれ、本当に音出てるのかなぁ。
本当に音が出てて、あのレベルのクオリティで演奏出来てるなら、
完全バンド編成でライブやっても良いんじゃないかなと思います。
「T.W.L」とかバンド編成カッコ良さそうなんだけど。
歌は口パクじゃないみたいだし、よくあれだけ歌って踊って走り回って着替えして、
2時間も3時間も続くよなーと感心しきりです。

初回限定盤にはライブでのオープニング映像やソロ、グループ内のユニットのメイキング、
そしてそのオープニング映像のゆるゆるのスピンオフの主役は丸山隆平くん、
タイトルは「丸人」
実はこの「丸人」が発売前の情報では何か分からず、
でも丸ちゃんが出てるんだろうくらいで、これを目当てに買ったようなもの。
一番最初に観たら、よく分からないけど、笑える映像で、
その後、本編とオープニング映像を観てから「丸人」を観たら、
その「丸人」が何たるかが分かりました。
3分程度の短い映像なんですが、面白い、こういうの大好きw
こういうことを真面目にやる人って、シングル曲よりもカップリングの曲に力入れて、
そっちの方が名曲になってしまうアーティストと同じ匂いがしてとてもいい!

それから渋谷すばるという人は、独特な雰囲気の人だなと再確認しました。

8UPPERS(初回Special盤)8UPPERS(初回Special盤)
(2010/10/20)
関ジャニ∞(エイト)

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このアルバムでSex Pistolsみたいなソロ曲歌ってて、
アイドルとカテゴライズされているグループのメンバーが
こういう歌い方できるんだなと驚きました。
どうもすばるくん自身の日記を読むと、クロマニヨンズのライブに行ったり、
どうも一緒にセッションした経験もあるようで、
かなり甲本ヒロトさんを好きな様子。
DVD観てても思いましたが、すばるくんはアイドルっぽくない。
でもやはりアイドルなので、絶唱系アイドルとでも呼んだらいいんでしょうか。
実にいいヴォーカリストです、好きです。

すばるくんだけじゃなくて、関ジャニ∞は歌を巧く歌える人が多いです。
ただ歌唱力があるというのではなくて、
その曲のポイントをしっかり抑えて歌えるというか、
皆うまいなぁ、やるなぁという感じ。

特典映像で各会場でのMCを編集したものもあって、さすが関ジャニ∞、
大いに笑わせてもらいました。
それにしてもなぜ∞はあれほど「腐」仕様なんでしょうかねぇwww
時々ラジオ音源聴いてても思うんですけども。
いや、個人的にはいいぞもっとやれなんですがw

Kentニューアルバム予約受付開始!

2012.03.22

category : KENT

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さぁお待ちかね! 久方ぶりのKentですよ!

このブログのメインテーマである、我が最愛のスウェーデン最強のロックバンドKentが、
来る4月25日に新譜「Jag är Inte Rädd För Mörkret」をリリースします。

トラックリストとかはまだ公開されていませんが予約が開始されました。
ご予約はこちらBengans Record Storeから、英語対応してますし、
TOPページからすぐ行けるようになってます、さすがKent。
日本で言うなら、B'zとかラルクが新譜出すようなレベルなんですねぇ。

そして先行シングル「999」が3月28日発売。
こちらも詳しいことは分かりませんが、面倒なのでアルバムと一緒に予約してしまいました。

アルバムの「Jag är Inte Rädd För Mörkret」はデラックス盤と通常盤があり、
詳細は分かりませんが、恐らく「Röd」とか「TTS」のときのような、
BOX仕様の豪華なやつなのでしょう。

前作の「太陽」

En Plats I SolenEn Plats I Solen
(2010/07/13)
Kent

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が2010年6月リリースだったので、2年ぶりくらいですか。
「Röd」と「太陽」が数か月しか間がなかったので、
「太陽」からずいぶん間が開いたように感じますが、そこまででもないのですね。

「太陽」がリリースされたとき、悪くないけど絶賛もしてない、
でも結構いいんじゃない?みたいな微妙な褒め方をしていましたがw
実は最近、Kentのアルバムでベストアルバム(表)が「トラ」なら、

Vapen & AmmunitionVapen & Ammunition
(2003/03/17)
Kent

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ベストアルバム(裏)は間違いなく「太陽」だと断言するほどになっています。
2番目に好きなのとは違うのかと訊かれると、ちょっと違います。
「トラ」はもはや殿堂入りに近いレベルなので、今更あえて言うまでもなく好きですが、
はっきり言うと、余りにも聴き過ぎて、やや聴き飽きたんですよねw
「これだ!」という別のアルバムがないかなと考えたときに、
一番最初に思い浮かぶのが「太陽」なのです。
「Gamla Ullevi」は最初聴いたときはそうでもなかったけど、
今は本当に好きで好きで堪らない曲です。



近頃関ジャニ∞の曲ばかり聴いていたのですが、やはりどうしても、
日本語の歌は聴いていて神経が疲れてしまいます。
Kentの時々知ってる単語は聞こえるけど、基本何言ってるか集中しても分からないスウェ語は
耳にも神経にも優しい音楽に思えます。
決して日本語がダメだと言っているのではなく、
歌詞の意味が全部分かってしまうと、音楽と歌詞とがいっぺんに頭に流れ込んできて、
それが蓄積すると疲労感が酷いのです。

先日気付いたのですが、私は日本語の歌でも、
聞こえたままに真似して歌っているようで、
日本語にそんな言葉ないやろ?みたいなでたらめな言葉を平気で歌っていましたw
Kentの歌は歌詞でも見ない限り、どんな単語が使われているのかほとんど分からないし、
意味も殆ど分からないけど、ヨアキムの真似して歌をそのまま憶えて、
改めて歌詞を見て、「あぁこんなこと歌ってるのね」と確認します。
それが日本語の歌でも同じような感じ。
ただやはり歌詞を言葉として意識してしまうと、日本語はどうしても分かってしまいますから、
純粋に音としての単語を、音楽の一部として楽しめなくなるようです。
スウェーデン語の単語で「fönster」という単語がありまして、
「ふぉんすた」というか、「ふぇんすて」というか、その中間くらいの音なんですが、
この単語の響きがとても好き、日本語ではそんな感じ方ができません。
意味は「窓」という、どうってことない単語なんですけどね。

だから「この曲(アーティスト)のどこが好き?」と訊かれて、
「歌詞がいい」という答えは、客観的に分からないではないけど、私はないな。
共感できるとか、元気づけられるとか、そういうのを歌詞に求めてないのでしょうね。
「単語の選び方、並べ方」とか「韻の踏み方」とかということなら、
日本語でも「歌詞が好き」もあります(例:草野マサムネ)

スウェーデン人の歌う歌は、母音のア行が柔らかく伸びて綺麗なところが好きです。
スウェ語自体そうだし、スウェーデン人の歌う英語の歌もそうです。

その辺の話はともかく、
またアルバムの詳細分かり次第エントリ立てます。
ツアーも続々決定していますが、案の定日本はございません凹

愛のむきだし

2012.03.21

category : FILMS

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愛のむきだし [DVD]愛のむきだし [DVD]
(2009/07/24)
西島隆弘、満島ひかり 他

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中島知子に寄生してた占い師のニュースとか、
とある友人が変な宗教にはまってるとか、
某学会員の親戚が亡くなったとか、そんなことが重なったのと、
あちこちのレビューで絶賛されてたので観てみました。

主人公のユウには、母親が亡くなってから神父になった父テツがいて、
テツにカオリというファムファタール的な女が近寄り親しくなります。
しかしカオリが姿を消すと、テツの人が変わったようになってしまい、
ユウに毎日懺悔を強要するようになる。
神父であるテツに懺悔をするために、チンピラとつるみ、
挙句の果てには街を歩く女性のパンチラを盗撮するようになる。
仲間との盗撮競争で負けたユウは女装をして街を歩き、
気に入った女の子にキスをして好きよというという罰ゲームをするのですが、
それで街をうろついていると、多数のチンピラ風情に囲まれた女子高生、
ヨーコに出会い、女装のままヨーコと共に大立ち回りを演じます。

そのそのチンピラ連中を取りまとめていたのが、巷で騒がれていたゼロ教会という
信仰宗教団体の教祖の右腕のコイケで、
信者を増やすために、街の教会の神父一家であるユウの家族を
教団に引きずり込んでしまおうという狙いがあるわけです。

ヨーコに恋してしまったユウですが、
テツとよりを戻したカオリの連れ子(のような感じ)だったヨーコとユウは
義理の兄妹になるのですが、そこにコイケが忍び寄り、
テツとカオリとヨーコを教団施設へ連れて行ってしまい、
ユウが奪還しようと奮闘する話。

何か長くなりましたが、そんな感じです。

監督は今話題の園子温、DVD2本に及ぶ作品で、時間にして237分。
盗撮だとか体切り刻んだりとかオナニーとか新興宗教とか出てくるので、
R-15指定の作品です。
確かに血しぶき凄かった。

ユウを演じた西島隆弘くんと、ヨーコを演じた満島ひかりさんは
両者とも踊って歌うアイドルグループの人なので、
ケンカのシーンのアクションはとても派手でカッコよかった。
コイケを演じた安藤サクラさんの能面のような、
笑っても目が全然笑ってない、完全にイッちゃった感じの演技は素晴らしい。

ただもうちょっと短くまとまらなかったかな。
色んな要素を詰め込みすぎて、カッコいいアクションシーンを長く取りすぎて、
結果冗長になって薄っぺらく、観てて疲れる感が否めませんでした。
過激=カッコいいという短絡的な印象も強いし。
とりあげる題材も、俳優陣の演技もよかっただけに、勿体ないような気がします。
ユウとヨーコの恋愛感情の描写も何か弱かったな。
最後も「そんな簡単にうまく行くかよw」だったし。
本当に色々勿体なかった。

盗撮シーンがやたらアクロバティックだったのは笑いました。
非現実的過ぎて、あれはあれでいいけど、そのシーンが多過ぎたなとも思います。

まぁ観て損したとかそこまではないです。
園子温監督の映画って他のはどうなんだろう。
東電OL殺害事件がテーマになってる「恋の罪」でしたっけ。

恋の罪 [DVD]恋の罪 [DVD]
(2012/06/02)
水野美紀、冨樫真 他

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これとか、「冷たい熱帯魚」も観てみたいけどな。

冷たい熱帯魚 [DVD]冷たい熱帯魚 [DVD]
(2011/08/02)
吹越満、でんでん 他

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蛇足ですが、なぜか私の周りには新興宗教にはまってる人、
はまってた人が多いのですが、そういう人で傍から見ても幸せになってる人って
面白いくらい誰もいないんですよね。
まぁ親が入ってて、自動的にって人はともかく、自らの意思で入った人は。
幸せになるために入るのに、何でこうなのかなって思うのだけど、
何となく最近分かってきました。
苦労した結果、藁にも縋りたくなる気持ちは分からないでもないです。
しかし結局祈ったりお経唱えるくらいで、楽して幸せになろうなんて無理なことです。

自分が不幸で占いだの宗教だのに入れ込むのは良いけど、
それによって、自分のダメなところ、治すべきところ、
現実的な問題から目を逸らしているだけで、
根本的な解決は何一つできてないってことに気付かないまま、
問題が悪化してしまう上に、金銭は巻き上げられるし、
周りの人間からは見放され、最後に取り返しがつかなくなるんですよね。
試練を乗り越えるのはいいけど、なぜそんな試練が自分に降りかかって来るのか、
自分を見つめ直す必要は大いにある筈なのに。

まぁ人のことは言えないんですけども。

抗夫/夏目漱石

2012.03.12

category : BOOKS

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大阪旅行記の後、何を書こうかとしばし悩んで、読書感想文にしました。

坑夫 (新潮文庫)坑夫 (新潮文庫)
(2004/09)
夏目 漱石

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私はこっちを読みました。

夏目漱石全集〈4〉 (ちくま文庫)夏目漱石全集〈4〉 (ちくま文庫)
(1988/01)
夏目 漱石

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「虞美人草」とセットになっていまして、そちらは読むのに少々苦労しましたが、
「抗夫」はとても面白かったです。
さくさく読めるけど、読み終わるのがもったいないと思えるような作品に出会ったのは、
相当久しぶりな気がします。

これはとある青年の体験談を、漱石が小説にした作品だそうです。
恋愛がらみのごたごたで死のうと思い家出した主人公が松原を歩くうちに
茶屋で巡り合ったポン引きの長蔵さんについて炭坑へ行くお話。
主人公は抗夫という職業を蔑んでいて、まさか自分がそんな仕事をするなんて
思いもよらなかったのでしょうが、家出した身でご飯は食べなくてはならんし、
長蔵さんは「儲かる儲かる」と言うし、
まぁ死ぬ気なんだから抗夫でも何でもいいかと長蔵さんと、
道中出会った2人と共に炭坑へ向かいます。

しかし炭坑で働いた経験も無ければ、いかにもお坊っちゃんな主人公ですから、
ベテランの抗夫たちにいびられたりもします。
お腹が空いてご飯を食べようとすれば、白米もなく、まずい飯。
寝ようと思って布団を敷けば南京虫に刺される。
「悪いことは言わないからやめておけ、さっさと帰りなさい」と、
現場監督に助言され、こんな環境でやっていけるようには見えない主人公ですが、
ここですんなり引き下がるのも癪なのか、妙にプライドが高くて頑張ってしまいます。
そもそも炭鉱へ来る道すがら、長蔵さんに財布を預けてそのままだから、
帰りの電車賃も持ち合わせがないのです。
先輩について炭坑に必死に潜るも道に迷ってしまって、
別の抗夫、安さんに助けてもらって地上へ出るという始末。
この助けてくれた安さんも何かワケありで炭坑へ来た様子で、
知性を感じさせる安さんを主人公は慕うようになります。
しかし誰に「君には炭坑は向かない、帰りなさい」と言われても、
頑として残ると言い張る主人公、結構面倒臭いヤツなのです。
で、主人公はその後どうして行くのか、そんな話。

「こゝろ」を読んで以来、夏目漱石の全集を読み漁っているのですが、
小学生の頃、「坊っちゃん」と「吾輩は猫である」が余りにも面白くなくて、
恐らく障害二度と読まない作家リストの3番目くらいに夏目漱石の名がありました。
しかし今読み返してみると、「坊っちゃん」も「猫」も面白いし、
他の小説もとてもいい、もっと早く読みたかったです。
でもきっと、今、三十代に入ってから読むべき作家だったのでしょう。
小学生とか中学生に読ませるには、夏目漱石は難しい気がします。
ただこの「抗夫」に関して言うならば、学生が読んでも面白いかもしれません。

人間が何もかも嫌になって死にたくなる、
本気で自殺を考えたが、自ら命を絶つ勇気がまだほんの少し足りない時に、
人間はどこへ向かって、行き着く果てはどこなのか。
そこに何か希望や、今まで見てきて、信じてきたものとは違う何かがあるのか。
或いは、そこにも死以外の何も見出せないのか。
人生は心底死を願っても、思い止まる価値があるものなのか。
そんなことを考えさせられまして、
通勤中に電車で読んでいたのですが、人目も憚らず泣いてたりして、
結構恥ずかしいことになっていたと思います。

主人公が初めて炭坑に潜った際の情景の描き方がとてもリアルで、
読んでいても思わず力が入ります。
胴まで水に浸かって歩く箇所や、暗い炭坑を梯子で降りて行くシーン、
炭坑に潜った経験など当然ありませんが、
自分が暗くて深い穴の底にいるような気分になります。
腰に下げたランプだけが頼りで、他には何も見えない闇の中。
自殺するつもりで家を出たけど、「こんなところでは死にたくない」と
ドロドロになりながら必死に地上への出口を探す主人公の心情も手に取るように分かります。

ずっしり来るけど読みやすい、
人生に迷った時に読むのもいいかも知れません。

大阪の旅。その2

2012.03.02

category : TRAVELLING

comment(2)

しょんべん臭い街を離れ、向かうは飛田新地。
そこへ向かう街並みも、どこか昭和の匂いが漂っていて、
独特な古くてこじんまりした建物が多い。
カフェー建築っぽい建物もちらほら、歩いているだけでも楽しい路地でした。

しかしこの辺、阪神の震災であんまり被害なかったのかな、
大阪も結構揺れたはずだけど。
大きい地震あったら避難大変そうだし、火事起きたらひとたまりもなさそうです。

そんなことを考えつつ、積もる話もありまして、
喋りながら飛溺氏とを歩いていると、
突如、ネットで良く見る風景が目に飛び込んできました。

飛田新地です。

大正時代に作られた遊郭で、1946年にGHQによる公娼廃止から、1958年の売春防止法施行まで
赤線として公然と売春が行われていた地域で、今でも行われています。
ただ2012年の現在、表向きには売春はいけませんので、「料亭」という格好で営業中。
が、料亭にやってきたお客と、店の仲居さんが恋に落ち、
店内でやることやったということになっているそうです。
そんなわけねーじゃんwというツッコミはしたいけどなしの方向で。
因みに大阪にはいわゆる「ソープ」というものはないのだそうです。

2階の高さに、漢字2文字ほどのお店の名前が書かれた白くて小さな四角の看板が
道に沿っていくつもずらりと並ぶ風景は、
何度も何度も写真では見たことがあったけれど、
実際に目にすると想像以上に壮観でした。
建物の入り口から中を覗けば、玄関口に可愛いお嬢さんが座っていて、
その隣にはだみ声のおばちゃん。
おばちゃんなんだかおっさんなんだか分からないような声で、客を呼び込もうとします。
じっくり見たいけどどうにも女の子の姿をじろじろ見るのは気恥ずかしくていけませんw
明るいので余りはっきりは見えなかったけれど、
ピンクや紫のライトが女の子を照らしているような感じ。
昭和初期の建物にはそぐわない雰囲気ですが
そのギャップがまた異空間な空気を醸し出しています。
夜だったら更に綺麗なんだろうな。

そして若い男性が2、3人連れだってうろうろ歩きまわっていたり、
車でノロノロ走りながら、駐車場を探しながら、女の子を品定めしていたり、
自転車に乗った男性が店内のおばちゃんと交渉していたり。
地元の九州最大の歓楽街でもお目にかかれない光景です。
中洲みたいな歓楽街は歩いていても、雑居ビルの前に、
いかにも関係者といった風情の男性が電話をしながら立っていたりするだけで、
通りからお客さんの相手をする女の子の顔を見るということはありません。
どんな女の子が働いてるのかなんて知る由もないわけです。
かつては借金のかたに取られて働かされるということが多かったのでしょうが、
今ではどうなのでしょう。
色々事情があって働いている人もいるのだろうし、
そうでもないけど働いている人もいるかもしれないし。
歩きまわっているときに、仕事上がりの女の子が店から出て来たのを見かけましたが、
どこにでもいそうな女の子がどうってことなく、お店の中にいる誰かと言葉交わして、
お疲れさまと言いながらどこかへ行ってしまうような感じ、考えていたほど悲愴感もなかったな。

西成のこの周辺はカメラで撮影しようとすると怖い人が飛んでくるとか、
カメラ取られて壊されるとか物騒な話をあちこちのレポやサイトで読んでいたので
余り写真は撮ってこられませんでしたが、
大正時代に建てられた妓楼を、居酒屋チェーン店が買い取って、
本来の「料亭」として営業している鯛よし百番の写真を記念に撮って来ました。

DSCF0032blog.jpg

飛田新地で数少ない、写真撮影できそうな建物だから、
これまでにも散々写真に撮られてきているのでしょう。
しかしネットの写真で見たよりも、意外にこじんまりしている印象。
いつかこの建物の中に入るのが夢ですが、
何しろかつては妓楼だった建物です、美味しくご飯が食べられるのかw
いや、食べ物の味その物ではなく、
その建物に付いたというか憑いた空気が何とも・・・w
建物の内部には大変興味がありますので、ぜひ入ってみたいとは思います。
噂の食べログで鯛よし百番を見ると、食べ物の味とか二の次で、
建造物そのものと、周りの環境がメインになっていて笑いました。
考えることは一緒なんですね、皆さんw

そしてもう1か所、ここが飛田新地の中でも一番特筆すべき場所かもしれません。

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グーグルさんすごいね、飛田新地を普通に撮影してるw
お店の女の子も顔にボカシかかってるけど写ってるじゃないかw

右手の壁は、遊郭で働く女性たちが逃げないようにと、飛田遊郭を囲っていた壁で、
「嘆きの壁」と呼ばれています。
この壁、壁の上は道路になっているのですが、この壁を境にして、
新地側と反対側がまるで別世界なのです。


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少し向きを変えてみると、阿倍野の高層住宅地です。
飛田新地側から見た壁は、刑務所の壁よろしく高くて冷たいだけのコンクリートの壁ですが、
壁の上はというと、新興住宅地によくあるお洒落な装飾や花壇植木がある、
レンガ模様の歩道。
たった1枚の壁、1本の道路を隔てて、この異次元空間。
どういう思いで壁のこちら側で働いて、どういう思いで壁の向こう側で生活しているのか、
当然この高層マンションに住む大人は、壁のこちら側に何があるか知っているでしょう。
そういった人間の心情にも興味深々です。
未見だけど、「千と千尋の神隠し」ってこういう世界がモチーフになった話なんですね。
観てみようかな。

そしてここの上からなら新地内の様子が写真撮影できました。

DSCF0034blog.jpg


しかしこの写真を撮ったときに、着ていたコートのファスナーがバキッと壊れましてね、
やっぱりここは写真撮影とかしてはならないところなんだなと痛感。
怖いおにーさんがいなくても、かつてここで亡くなったかもしれない女性の霊魂様は
ちゃんと見ていらっしゃるようです凹
(注:多少脚色しています。心霊現象とか簡単に信じる人がいるので念のため)
飛田新地を後にする際に、あの有名な「飛田新地料理組合」の看板も発見。


大きな地図で見る

この周辺は写真撮れても皆同じような場所ばかりだから、
いっそグーグルさんに写真はお任せして、見ることや雰囲気を味わうことに専念した方がよさそうです。
ホントにすげー、グーグルさん。

いつか東京の吉原の遊郭後、千束4丁目周辺も行ってみたいけど、
飛田新地のような情緒は残ってないんだろうなー。
ただのソープ街なら中洲でもいいわけだし、浄閑寺にお参りに行くとかくらいかな。

ここから普通の大阪へ。
観光スポットではなさそうですが、浪速の台所と呼ばれている黒門市場。
ここで飛溺氏おすすめのしょうがのてんぷらなるものを食べました。
TVのケンミンショーでも紹介されたとお店のおばちゃんが仰ってましたが、
紅生姜のスライスに衣つけて揚げたものです。
そんなの初めて聞きました、斬新ですが、大阪ではそうでもないらしいです。
小さい頃からお寿司を頼むと寿司には見向きもせずに生姜しか食べないので、
器の裏側に貼り付けて私の視界に紅生姜が入らないようにしたなどというエピソードを
親からよく聞かされました、確かに生姜は好きだがそんなことは憶えてないよ。
そんな自分なので、喜んで食べてみました。
これが美味しい!!
衣が美味しいのとおばちゃんが自信もって言ってたけど、確かに衣も美味しいし、
ほどよい辛味もあって、最高に美味でした。
あんなの出されたら、他に何も食べずあればっかり食べてると思いますw
福岡でも食べられるところないかいな。
てか、普通に揚げれば家でも食べられるのかな。

そしてテクテク歩いて難波の丸福珈琲さんへ。
ここは飛溺氏と行くのは2度目ですが、
その前に一度親戚に連れられて来たことがある老舗の珈琲店です。
オールドスタイルな喫茶店で大好き。
ここでしばらく話し込んで、暗くなった頃梅田へ出て行き、
その1週間前に福岡で会ったばかりで、佐賀から出てきていたひじきさんと合流。
梅田にてなぜかウンコ談義しながらお好み焼きを食べました。
いや、結構真面目な話だったんですよ。

その後さらに大阪のTさんと合流しに、カンテグランデというインドカフェ?へ。
偶然にもその日、Tさんから飛溺氏に連絡が入ったそうで、
何か知らないけど、色んな人が集まっちゃった感じです。
そういう日が時々あります。
このカンテグランデの中津本店はウルフルズがかつてバイトをしていたお店だそうで、
「大阪ストラット」という曲にも登場します。
ここでチャイを飲みました、チャイ大好きです。
コートのファスナー壊れててちょっと寒かったのでw暖まってよかったです。
福岡にもできないかなーと思ったけど、福岡は西新に行けば
50m間隔でインド料理屋とかインドカレー屋があるので難しいかなw
巷では韓流が大人気なようですが、私の愛する西新は
印流ブームです、てかもうずっと昔からインド多過ぎですw
福岡市全体見ても、インド料理屋って結構多いんですよねぇ、ありがたいことに。

その後ひじきさんと別れて、3人でガストで夜明かし。
Tさんは途中で帰られましたが、この辺の過ごし方はいつもの感じでした。
でも外で誰かと夜明かしするの、すごく久しぶりだったので楽しかったです。

そんな感じで朝7時くらいの新幹線で大阪を後にしたわけです。
西成飛田を案内してくれた飛溺氏には心底感謝です。
さすがに1人で行くのは何だかなという場所なので、
連れがいてくれて本当に心強かった。

この週末は天気もよくて、余り寒くもなく、マフラー忘れてコートはそんな具合だったけど、
さほど苦労はしなかった、本当によかったです。

次は通天閣上って、飛田百番で食事して、三角公園も行かなくては。
その前にとりあえず、丸山隆平のお芝居、BOBのチケットを取って、
5月に大阪にまた行きたいですね~~~。

帰宅して親に嬉々として西成に行って、飛田新地も行った話をしたら、
そりゃあこいつは嫁に行けねーわなというような顔をされてしまいました。
PROFILE

KAORIE

Author:KAORIE
NAME:かおりぃ
GENDER:真ん中より右寄り
AGE:70年代最後の年生まれ
LIVING IN:9州のF県
MIXI
TWITTER:cuore_ok
MAIL:
kan.du.beskydda.mig★gmail.com

PROFILE

CALENDER
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